2021.6.21
小型ドローン「カイトプレーン」東京湾縦断飛行を見学
2021年6月21日、一般社団法人先端ロボティクス財団は、小型ドローン「カイトプレーン」でのレベル3飛行による東京湾縦断飛行の実証実験を実施し、CAIVからも7名が見学会に参加しました。今回の飛行は、横浜市と千葉市の約50kmをドローンでつなぎ、東京湾上の低空域にドローン物流ハイウェイを構築することを目的としたもので、カイトプレーンには掌サイズのケースに入れられた歯科技工物が搭載されました。野波健蔵理事長は、「渋滞する道路を自動車で小さな荷物を運ぶのは環境負荷が高い。大気があればドローンは飛べるため、インフラ構築ゼロ円でできるドローン物流ハイウェイの構築につなげたい」と話しました。
カイトプレーンは、午前8時40分ごろに横浜市金沢区幸浦を離陸し、大型船舶を避けながら東京湾上空約100mの高度で飛行を続け、約1時間半後に千葉市美浜区稲毛海浜公園に着陸しました。
稲毛海岸は20世紀初頭に有人飛行の訓練が行われた歴史ある場所でもあります。この日は天候にも恵まれ、CAIVメンバーは、熱心に機体の構造を観察していました。博士後期課程2年の小泉咲人君は、「歴史に残る飛行実験に立ち会えて良かった。尾翼や固定翼が想像以上にシンプルな構造で、それにもかかわらず自律型長距離飛行ができることが印象的だった。今後の自分の研究に対しても、何事も恐れずに挑戦したい」と話しました。
稲毛海岸は20世紀初頭に有人飛行の訓練が行われた歴史ある場所でもあります。この日は天候にも恵まれ、CAIVメンバーは、熱心に機体の構造を観察していました。博士後期課程2年の小泉咲人君は、「歴史に残る飛行実験に立ち会えて良かった。尾翼や固定翼が想像以上にシンプルな構造で、それにもかかわらず自律型長距離飛行ができることが印象的だった。今後の自分の研究に対しても、何事も恐れずに挑戦したい」と話しました。