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2020.11.26
CAIV若手研究者2名が先進学術賞を受賞


 

先進学術賞の授賞式の様子
(左から)桑折道済 准教授、加藤 顕 准教授、徳久剛史 学長、松本洋介 准教授(理学研究院)。
2020年11月26日、インテリジェント飛行センターの桑折道済 准教授加藤 顕 准教授千葉大学先進学術賞をダブル受賞しました。同賞は、萌芽的な研究や独創的視点に立った研究等、高い研究能力を示した若手研究者個人を表彰するものです。

桑折 准教授は、人工メラニン材料を用いた微細構造の作製に取り組んでおり、素材と構造の両面を工夫して、孔雀の羽の発色を再現することに世界で初めて成功しています。今後「人工メラニン材料を使った体に優しい化粧品の開発に向け、企業と共同研究を進めていく」と話しました。

また、加藤 准教授は、森林スキャンニングの技術開発に取り組んでおり、特に、レーザーを用いた樹木の3次元構造をする技術や、UAVレーザーを開発する企業とも国際共同研究を進めています。「森林火災を食い止めることを使命とし、今後の研究を進めていきたい」と話しました。

授賞式後には、センター長の劉浩 教授と、昨年の同賞受賞者の中田敏是 助教と記念撮影を行いました。劉センター長は「CAIVの若手研究者の受賞が続いたのは大変喜ばしいことで、今後の発展につなげていきたい」と述べています。

劉研究室の様子
(左から)桑折道済 准教授、劉 浩 教授、加藤 顕 准教授、中田敏是 助教(昨年受賞者)。